こんにちは、実家に帰ると何者かに取り憑かれたように人が変わります。ないないです。
電車に乗ってると作業が捗るとか、トイレに篭ってるとアイデアが浮かんでくるとかありますよね。
そんなことからわかるように、やっぱり人間は環境によってある程度変化があると思うんです。
ぼくの場合それが顕著になるのが、学生寮暮らしをしているときと実家ぐらしをしているときの違い。
今日はそんなぼくの違いについてのお話をしようと思います。
やる気を削ぐ悪魔
そもそもぼくがブログを始めたきっかけは、約2ヶ月前冬休みが終わり寮生活を再開したところ、なんだか急に意識が高くなったからです。(ちなみに今のぼくの暮らし方は春、夏、冬の長期休暇は実家、その他は寮で過ごしています)
もちろん冬休みも怠惰な日々を過ごしていました。当時はとことんリーグ・オブ・レジェンドというPCゲームにハマっており、毎日飽きることもなく朝から晩までずっとプレイをしていました。
とにかく堕落した日々です。
そして今、春休み。休み前の意識の高かったぼくはどこへ行ったのやら。
寮で楽しく続けることのできていたことが何もできなくなっています。本当に全く何もできていません。
- ブログ
- 3日に1度の筋トレ
- 5日に1度の掃除
- 毎日その日やることを書いてたBullet Journal
- 2日に1度やっていた瞑想
- GTDシステム(週1回その週何があったかの振り返りと、次の週の目標立て)
- togglでの時間記録
- 早起き
これらのことをすべて難なくこなせて続いていたのに、実家に帰った途端どうでしょう。
春休みに入り実家暮らしになって約1ヶ月。全部ほったらかしになっています。
それどころかお風呂に入るのすら億劫になって、昼頃に目覚めてからシャワーを浴びるだけの始末。
こんなの何かに取り憑かれているとしか思えません。
思えばどの長期休暇も堕落しかしていなかった
よくよく考えてみれば実家でダラダラ過ごすのは今に始まったことではありませんでした。
小学時代、中学時代と要領だけは良かったぼくは、宿題は先生にバレない程度にほとんど答えの丸写し、テスト前だけちょこっと勉強して7~8割の点数を維持していました。
授業を愛想よく、真面目に受けることでテストによる学年順位はそれほど高くなくとも通知表はほとんどの科目で最高評定でした。
学校では学級委員長を引き受けるなど優等生振り、かといって家でも真面目にしているかといえばそうではなく、ほとんどの時間を遊び、ゲーム、インターネット、漫画などの娯楽に費やしていました。
当然こんな子は長期休暇になっても勉強を頑張るわけがありません。
長期休暇中は友達と遊ぶことや、部活、ゲームをすることに全力を費やし、宿題は必ず最後の3日間を徹夜しながら終わらせました。
小学3年生頃でしょうか。さすがに夏休みの宿題を3日やそこらで終わらせるのはとてもきついと感じ、次の長期休暇の宿題は最初に終わらせると誓いました。
そして冬休み、誓いを覚えていたぼくは初日に少し宿題に手をつけますが、やったのは初日だけ。結局休みが終わるギリギリまで終わり切ることはありませんでした。その後も長期休暇が終わる頃には毎回「次こそは」と宣言しますが、今までで一度も達成したことがありません。
高専に入学してからもその生活は変わりませんでした。
あまりいい成績が取れないと、「よし、長期休暇に復習をして次こそは頑張ろう」と気合を入れるのですが、それも口だけ。一度たりとも頑張ったことはありません。
今だってそうです。本来ならばこの春休みは、6月頃から始まる編入試験の勉強を毎日少しは取り組んでいる予定でした。
参考書すら開かずに何かと自分に言い訳をして過ごす毎日。やらなきゃまずいと焦る自分と、なんとかなるでしょと楽観している自分が混在していて、なんとかなると思っている自分のパワーが大きすぎます。
悪魔の正体
こんなにもぼくの邪魔をしてくる悪魔。
ではその悪魔の正体はいったい何でしょうか。
ちょっと考えてみました。
インターネット環境
寮にはWi-Fi環境がないため、電波を携帯からのテザリングで補っています。
逆にいえば実家にいるときは通信料を気にせずに使いたい放題。
そのため、暇になったらすぐにYou Tubeを見てしまいます。
やる気を出す云々の前に、目の前の娯楽に意識を持っていかれているのかも…。
家事をしてくれる人の存在
実家に帰ると、母が家事をしてくれます。
ぼくの仕事といえば、その家事のほんの一部を手伝うことぐらい。
もしかしたら甘えることのできる存在に甘えきっているのかもしれません。
友人の有無
寮生活をすると、周りには同じ学校に通う友達が一緒に暮らすことになります。
特に、頑張っている友達の近くにいるとなんだかぼくも頑張らなきゃという気になるので、それをモチベーションすることもできます。
実家に帰るとその「周りの頑張っている友達」がいなくなるので、モチベーションの一つがなくなり相対的に頑張れなくなるのでしょうか。
これまでの自分自身
いくつか悪魔の正体を考えましたが、ぼくが一番しっくり来たのはこの「これまでの自分」です。
これまでの自分とはどういうことか。ちょっと解説します。
「実家での自分」「寮での自分」
あまりにも2人の意識の高さや考え方が違うため、まずこの2人が別の人であると仮説を立てました。
寮ぐらしを始めるまで実家で暮らしていた15年間、ぼくはこれまで述べてきたように堕落した生活を送っていました。
逆に、寮で過ごし始めて約5年間、ぼくは少しずつ積み重ねながらだんだん生活を真面目に取り組むことができています。
ここで、各環境下のぼくの情報が環境によって行き来していると考えてみます。
わかりにくいのでゲームで例えると、ぼくというメモリの中にはセーブデータが2つあり、寮では1つ目の「寮での自分」というセーブデータがロードされて、実家に帰ると2つ目の「実家での自分」が強制ロードされるといった感じです。
つまり、「寮での自分」でレベルを上げても、「実家での自分」には引き継がれません。
この考え方で行くと、冬休み明けて急に意識が高まってブログを始めたのも、春休みにはいって全くやる気がでなくなくなったのも説明がつきます。
結局悪魔はこれまで習慣化してきた自分自身だったんですね。
考えられる対処法
さて、長々と自分自身の考察をし、悪魔の正体を突き止めたので次はその対処方法を考えようと思います。
次の環境に目を向ける
環境ごとの今までの自分の習慣が、その環境下でのこれからの自分を作っていくとわかりました。
実家での自分は失敗例でしたが、寮での自分はうまくいっていたと思います。
ならそれと同じことを次の環境でもしてやればいいのです。
まだまだ高専生のぼくは、大学編入や就職などこれから環境が変わっていきます。
なので次環境が変わったときに、そこでの自分をうまく動かしていければと思います。
今の環境の中で少しずつ改善する
人は性格を大きく変えるために、その人の人生の半分の時間が必要だと言われています。
ぼくの場合、実家で過ごしていたのは15年間なので、約8年の年月が必要です。
急に変えるのは難しいとわかった今、少しずつ自分の納得のいく方向へ変えていきます。
昨日よりも今日、今日よりも明日の気持ちでゆっくり変わっていこうと思います。
まとめ
とても長くなってしまいました。
長期休暇にやる気が出ない理由を書き出して整理したらなんだかスッキリしました。
誰の役にも立たない記事ですが、たまにはこういうのもあっていいですよね。ウェブログなんだし自分のログも残さなきゃ。
でも書いていてだんだん恥ずかしくなってくるし、この記事は黒歴史になりそうです。笑
時間が経ってあまりにも気持ち悪くなったら消そうと思います。その時は察してください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
masa mnさん
コメントありがとうございます!
それなんですよね。でもぼくの寮、長期休暇は出なきゃいけないんですよ(-_-;)
実家にいる期間を短くしては?