休日に「今日は1日オフだから色々やるぞ~」と意気込んでても結局何したかわからない1日になることって経験ありませんか?
それで夜になって、なんて無駄な日を過ごしたのだろうと地味に後悔したりしまいますよね。
今日紹介するのは、ぼくが実際に生活に取り入れている「時間の記録方法」です。
時間を記録する方法
ぼくは「toggl」という外国産のツールを使って時間を逐一記録しています。
ホームページ:Toggl – Free Time Tracking Software
細かな設定などは、こちらのページが分かりやすいです。
使い方を簡単に説明すると
- なにか行動を始める時にスタートボタンを押し
- その行動が終わった時にストップボタンを押す
たったこれだけです。
Togglはウェブ上の他に、デスクトップアプリや各スマホのアプリとしても出ているので、あなたの持っている好きな端末で記録することができます。
さらにpebbleスマートウォッチ用のアプリも有志の方が作成してくれたので、簡単な記録なら腕で取ることができます。
【参考記事】
ないないのおすすめスマートウォッチPebble Timeを紹介する
時間を記録することでわかったこと
冒頭で述べたような現象が毎休日のように起こっていたので、生活を改善するために、まず自分が何に時間を使っているのか把握しようといった気持ちから、記録を始めました。
記録を取り始めてから約3ヵ月経っていますが、今までさぼりさぼりも何とか続いています。
さて、その3ヶ月のデータを見ながら変わったことを考察していきましょう。
無駄なことに使う時間の割合が減った
ぼくは時間の使い方を大きく
- 活用:読書や英語の勉強など意識的に行う、自分のためになると思うこと
- 消費:学校の課題、レポート、テスト勉強など、やらなくてはいけないもの
- 浪費:snsやゲームなど、生産性のなさげな行動
の3つに分けています。
これらを「クライアント」と呼び、この下に詳細な「プロジェクト」というものがあります。プロジェクトは例えば
- 読書ー活用
- 運動ー活用
- バイトー消費
- 課題、テスト勉強-消費
- snsー浪費
- ネットサーフィンー浪費
などがあります。
それらを踏まえたうえで、こちらが始めた初週のデータになります。
記録した約33時間の中の1/4ほどが娯楽に使われています。
学生のくせに学校の勉強が4時間、自主勉強(主に英語)が4時間というのも少なすぎるように思えます。
そして、最新一週間分のデータはこちらです。
浪費の時間が圧倒的に少なくなっています。
これはブログを始めたからその分減ったとも考察ができますが、記録を付けていくうえで、意識的に浪費活動を控えようともしたためにも減っています。
勉強時間もほとんどなくなってしまっているのも問題ですが…。笑
意識的に休憩をするようになったので、メリハリがついた
休憩(snsやその他娯楽など)をするときに、自分の手でボタンを押して記録するので「今から休憩するんだな」とのように意識的に休憩できるようになったため、しっかりと休憩に没頭できます。
作業を再開するときにもボタンを押すので「ちゃんと作業をしよう」という気持ちになり、作業中に他ごとをする時間が減りました。
時間を「見える化」したことで、振り返り改善ができる
結局人間って客観的なフィードバックをもとに改善していくことが成長の近道になると思っています。
使っている時間を数値化し、グラフに直すことで後で見返すことが可能になります。
ぼくはライフハック術としてGTDというのを生活に取り入れています。
GTDで大切なことの中に週次レビューという考えがありますが、その中にこの「データ化された時間をまとめ、振り返る」といった項目を組み込んでいます。
そうすることで、週に1度その週何をしたか把握し、「じゃあ次週はこれにもう少し時間をかけてみよう」と、時間の使い方を改善することができます。
また改善するだけでなく、上のほうで3か月前のデータを参照できたりしたように、データはどんどん蓄積されていくので、昔と今を見比べてみても楽しいです。
まとめ
自分の時間の使い方を知るといいよっていう紹介記事でしたが、すべての行動を把握する必要はありません。
自分が気になることだけ記録をとっていけばいいんです。
例えばゲームをやめたいと思っているならゲームをするときだけこのtogglを使ってみるとか。
習慣化させるのはとっても難しいことです。
なので、ラクに楽しく続けられる(だけどちゃんと自分のためになる)ことをちょっとずつ習慣にしていきましょう。
この記事を読んで、少しでも興味がわいたらぜひ気軽に始めてみてください。
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