3g回線を利用したIoTプロダクトを作るためにラズパイを初めて使ってみたのですが、意外にセットアップ等々に時間と手間がかかったのでショートカットできそうな方法を、なるべく専門用語を使わずにまとめておきます。
そもそもラズパイって何ですか

実際に物を触るまで僕自身イメージがついてなかったです。よく聞く名前だし、電子工作?やらIoT?やらで使えるらしいみたいなのをどこかでみたことあったりもすると思います。
ラズパイ(本名:Raspberry Pi)は、簡単にざっくりいうとただのパソコンです。パソコンにはOS(オペレーションシステム:WindowsやMacのこと)というのが搭載されているのですが、それがLinuxという普段みんなが使っているものと違うよってだけです。
あとはよく見るパソコンと違って電子工作がしやすくなっています。モジュール(カメラなどの部品のこと)も専用のものがあります。
YouTubeをみたり、ネットサーフィンするぐらいであれば使用感は変わりません。
モデルも何種類かあります。2019/2においては大雑把に3種類あります。
数字が違ったり、+があったりなかったりで発売時期が変わっています。新しいものを買えばオッケーです。
zero | A | B | |
大きさ | 小さい | 中ぐらい | 大きい |
スペック | まあまあ | よい | よい |
接続できるもの | 小さいのが少し | 普通のが少し | 普通のがたくさん |
価格 | 安い | まあまあ | それなり |
雑に分けるとこんな感じになってます。
どれを買ってもいいのですが、よく見る&使われるのはBのものですね。
ラズパイを使うのに必要なもの
最低限のものをあげていきます。
- 本体:上のどれかを買いましょう。USBハブとかを買わなくていいのでmodel Bをおすすめします。
- micro SDカード:OSを書き込むために必要です。よくわかりませんが先人たちがTranscendのがいいと言っていたので従いましょう。
- マウス、キーボード:入力に必要です。無線のものでもつながりますが、ちょいちょい切れたり割と不便です。安いし無難に有線にしましょう。
- ディスプレイ:出力に必要です。小さくてもみれますが、出来るだけ大きな方がみやすくて快適です。僕は普段のパソコンと兼用でこれを使っています。
- HDMIケーブル:ディスプレイとつなぐために必要です。ちなみに↑であれば付いてくるので買わなくても大丈夫です。
続いて、あったらいいなをあげていきます
- ケース:かわいいです。基盤がむき出しになっていて、傷つけるのが怖い人は買いましょう。
- ヒートシンク:熱くなるのを冷やすために使います。
- 電子工作セット:コードとか、LEDとかです。目的によって変わるので、ラズパイによる電子工作に興味がある人は調べてみてください。
ラズパイの始め方
公式サイトに初心者向けの記事はあるのですが、英語なので軽く日本語でまとめたいと思います。
https://projects.raspberrypi.org/en/projects/raspberry-pi-setting-up
STEP.1
NOOBSをダウンロード
簡単にOSをインストールできるNOOBSというパッケージをダウンロードします。公式からだとレスポンスが悪く、ダウンロードにめちゃくちゃ時間がかかってしまうのでミラーサイトからが良いです。
日付が一番新しいのにしましょう。
参考 NOOBSミラー
日付が一番新しいのにしましょう。
参考 NOOBSミラー
STEP.3
SDにデータを入れる
ダウンロードしたNOOBSを解凍して、中身を全部SDカードに移してください。


STEP.4
各種接続する
ここからはラズパイを使って作業します。マウスやキーボド、HDMIケーブル、SDカードをラズパイへ繋いでください。最後に電源をつないで画面に表示がされたら、Rspbianと書かれたものにチェックを入れて、インストールを押したら完了です。


起動したら、画面の指示にしたがって初期設定をしましょう。
お疲れ様でした。
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