今時のドローンは高度な技術によってかなり確度の高い制御がされています。ぶっちゃけいいドローン(DJI製品など)を購入すれば、練習などしなくともそれなりに飛ばせるはずです。
しかしどんな状況でもアクシデントは起こり得ます。ドローンを扱う人は、趣味であっても練習はしておいたほうが良いでしょう。
ドローン操作の練習が必要な理由
Youtubeでdrone crashとでも調べると、墜落例や水没例がいくらでも出てきます。
https://www.youtube.com/results?search_query=drone+crash
これらの失敗のほとんどは操縦者のミスや知識不足です。事故の約95%は操作ミスからきているというデータもあります。
こういったちょっとした失敗で何十万もする機体がパーになってしまうのはすごく悲しいです。
上のYoutubeの例では幸いにも人身事故や、大規模な事故に繋がっている動画はありませんが、簡単なミスなどでそれらに繋がってしまう可能性はもちろんあります。自分だけでなく、他の人にも迷惑をかけることになってしまうのがドローンの事故です。
また自分がミスをしなくとも、環境やらが原因となりGPSが途切れてしまうなどの不調が起こるかもしれません。
ミスや不調が起きた時に冷静に対処できるようにするため、練習は必ずしましょう。
さらに練習をすることで、綺麗な空撮映像を撮ることにもつながります。
腕が上がればそれだけ適切にドローンを操作することができ、少ない時間で出来ばえの良い写真や映像を確保できます。
操作練習方法
じゃあどんな練習をしたらいいのか。
初心者を卒業するために、習得すべき技術はたった一つです。
それは「ホバリング」。空中にあるドローンをその場にとどめ続ける技術です。
実際に飛ばしてみたことがある方は「空中に上げるだけだし簡単じゃないか」と思われるかもしれません。
しかし、フライトモードを切り替えるとそうはいってられなくなるはずです。
GPSなどを無効にし、補助なしになるATTIモードにしてみましょう。
そうすることでドローンは風に流されるようになります。自分で起こした風にすら影響を受けるので、無風の室内でもホバリングをするのが難しくなります。
その状態で同じ場所にとどまれるよう練習してみましょう。
ドローンをヘリパッド(なければダンボールなど)の上から離陸させ、地上50cmあたりで止めます。そしてその高度のまま、ヘリパッドからはみ出ないように制御してみてください。
はみ出ないまま操作を1分間続けることができたなら初心者卒業と言えるでしょう。
それ以上の難しい操作は全てこの基本の上に成り立っています。
まずは基礎の基礎、1時間もあれば習得できると思うのでぜひ練習してみてください。
練習場所
最初は広い室内で行うといいでしょう。持っているドローンにもよりますが、200g以下のトイドローンであれば壁にぶつけても安心です。
トイドローンであればtelloがおすすめですが、プロポ(コントローラー)を買わないと練習になりませんので注意してください。
いいの買ったし、せっかくなら外で練習したいという方は確実に法律を遵守して飛ばしましょう。その際は飛ばす場所の土地所有者にしっかりと許可をとってからがいいです。許可取るのも面倒だし、どこで飛ばしていいかすらわからないという方はこのサイトがおすすめです。マップからDID(人口集中地区)を避けて、練習に励んでください。
参考 空をシェアする「sora:share」sora:share
コメントを残す