今日、ツイッターで知り合った高専生とあってきました。
彼は次の年の編入試験を控えていて、受験予定校の下見としてきていたのですが、お互い都合があったのでご飯を食べに行きました。
編入するのか、就職するのか
高専生の進路として、ほとんどの人はこのどちらかになります。
〇〇大学で研究がしたいから編入する。
高専ブランドを使った就職が楽だから就活する。
いろんな理由があると思います。
ただ、編入、就職を決める際にあまりにも考えずに進路選択をする人が多いのかなという印象です。
高専卒の人の離職率が高いのは考えなしに企業を決めた人が多いからでしょう。
編入がいいのか、就職がいいのかどちらが優れた選択肢かは決められません。人それぞれだからです。
一番重要なのは、自分の意思で納得感を持って決定することなのかなと思います。
そのために多くの人から意見を募るのがいいのですが、なんにせよ人の意見には絶対バイアスがかかっています。
どちらを選択した人であろうが、自分の選択が失敗だと認めたくないのが人間なので、誰しもが自分の道が正解だったと答えるでしょう。
なのでなるべくフラットに意見を受け入れるために、就職した人、進学した人、進学の中でも院に進んだ人とそうでない人、いろんな人から聞き出した方がいいのではないかなと思います。
その中で自分ごとに落とし込んで、研究して、自分の判断で最終決定を下してください。
環境がいいとか、待遇が良さそうに見えるとか、学歴ロンダリングしたいとか、そういうのだけでなく、自分は結局何がしたいのか。そこを考えることも重要なのかなと思います。
就活するなら徹底的にした方がいい
高専生はほとんど就活をしません。
大企業からオファーみたいなものがきて、軽い面接を受けるだけで受かったりもします。
大学に編入してわかったのですが、大学生って高専生が思っているより就活頑張ってます。
就活なんかに時間使ってられるかって意見もあると思いますが、その数ヶ月ケチったら後の数年、数十年困るかもしれないのでしっかりするべきです。
特に自己分析を徹底しましょう。
自分の考えをまとめることで、本当は技術職じゃなくてビジネス職や総合職の方がやりたいことに近いかもしれないし、なんならコンサルとかの方があう人がいるかもしれない。大企業よりベンチャーの方が理想の働き方に近くなるかもしれない。
就職するにしても選択肢は山のようにあるので、学校からおすすめされた企業にきめつけるのはもったいないのかなとも思います。
…
自分は何を思っていて、何がしたくて、何に楽しみを見出しているか。
これからの時代、そんなことを優先しながら仕事をしても生きていけるらしいので、無思考になるのはあまりにも自分に優しくないですよね。
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