何かを作る人とかサービスをやる人って、なるべくいいものをと出来るだけ想像の100%に近いところまでもっていってから使ってもらおうとする傾向がありますが、それよりもなるべく早く使ってもらう方がいいです。
人のためと思って100%を作っても、結局それは自分のための100%になってしまいます。
ものづくりやサービスはアートではないので、提供する相手がいてこそ価値が生まれます。
試作段階でもいいので、50%の出来でもいいので一度使ってもらう。市場に出してみる。そこから相手の反応をみながら軌道修正をしていく必要があります。
数学のように正解がない世界なので、フィードバックを指標にしながら進んでいく。市場はフィードバックを得るための実験場です。
ちなみに市場とか、マーケットに関する考え方はこの本が面白かったです。
これがダメだったから次はあれをやってみよう。このターゲットには受けがよくなかったからあのターゲットにセールスしよう。対照実験のように、研究をするように、少しづつ進めていくのが結局近道になるのかなと思います。
そう考えてみると、エンジニアとかデザイナーとか考えを形にできるスキルを持っている人はお得ですよね。
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