今日は友達の自主演劇公演を見てきました。
演出から内容、音楽、俳優まで自分でやってしまったすごい作品です。
受験生をテーマにした、受験生の心の内を「妄想の中のキャラクター」をつかってうまく描きながら、その葛藤や苦しみ、決断を表現していました。
素直に感動したし、鳥肌たったし、こんなにも迫力あるものなのかとおののきました。
大学受験は編入した僕からしたらわからない気持ちの部分が多いかと思いますが、主人公の考え方や葛藤、悩み、怒りなど共感できることが多かったです。
こうやっておもしろく、引き込まれる作品になったのは俳優さんたちの演技がとてもうまかったし、劇と声楽がマッチしていたこともあったのですが、やっぱり劇作家そめやみつ自身の経験や感情が元になった作品だったのが大きいかなと思います。
自分の中身をさらけ出して、作品に昇華する。思いや経験がフィクションを纏って、リアルに伝わる。そんな気概を感じたし、僕はそういう作品がすごく好きです。
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劇を作る人、絵を描く人、小説を書く人、音楽を作る人、僕の周りには表現をする人がたくさんいますが、そんな人たちの心の内が垣間見れる、作品を通して何かその奥が伝わる、そんな形として表現できる人を昔からとても尊敬しています。
自分を表現するのって僕にとってめちゃくちゃ難しいことなので、練習になればいいなと思いながらこうやって日記を書いています。
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