最近スタートアップ界隈に身を置いてて、お金を稼ぐことってめちゃくちゃ大変なんだなって実感しています。
僕たちのチームは今までなかった市場を作っているので、提供している価値が認識しにくかったり、いろんなルールを定めきれていなかったりするからってところもあります。ただ、人々が何に価値を感じ、金銭のやりとりが生まれ、経済が回るのか。それを起点にした市場をどう構築していくのか。そんなことを考えていると、頭がぐるぐるしてきます。
そして自分のしている仕事はそれだけの価値を生み出しているのか。なんだか不安になってきます。
だからその点大きな会社ってすごいと思います。お金が稼げる仕組みを創業者たちや役員が作ってくれているので、そこに身を投じて、枠組みにフィッティングして、一生懸命になったらたとえ新卒の右も左もわからない人だとしても早い段階で価値を生むことができる。
給料をあげたいから残業を増やすとか、お金が欲しいからギャンブル的なものにかけてみるとか、そういう手もあると思うんですけど、僕はもっと根本的なところにフォーカスしたいと考えています。
価値を与えることができる人間になる
上の方にも書いたんですけど、人って価値を感じるからその対価に金銭のやりとりが生まれると思っています。
「価値」って抽象的なものだし、人によって何に価値を感じるのかわからないので価値を与えるって言ってもどうすればいいのかわからないように感じます。
でも与える相手も辿っていけば同じ人間なので、ある程度予想はできるのではないでしょうか。
たとえば給料をあげたいのならただただ無思考に残業を増やすのではなく、その会社にとって一番価値になることは何か考えてそれを実行する。
この場合の価値っていうのはほんとに会社それぞれになってしまうのですが、大半は売り上げに関わることだと予想できます。
売り上げをのばすために
- ルーティンの中に無駄がないか探してみる。
- 会社の稼ぎ柱の枠組みを勉強、理解をして、どこをよくすればいいのか打ち手を出す。
- 営業が重要な会社であれば、営業のスキルを学んでみる。
などがあげられます。
ほかにも、売り上げに直結しないことでも価値をつくれます。
たとえば上司と仲良くなること(扱いやすい部下になることが上司にとっての価値になる)で、コミュニケーションがうまくはかれ結果的に業務がスムーズに行われることで会社にとっての価値となり、給料に反映されることもあると思います。
…
直接お金のことを考えるのではなく、その裏に価値が潜んでいると考える。
お互いがお互いにとっての価値は何かということを考え続け、それを与え続けることで世の中はもっと豊かになっていくんじゃないかな〜って思ってます。
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